異邦人の生、日本語で 創作支える苦悩の「軌跡」 作家・グレゴリー・ケズナジャットさん 頂へ

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Category: Entertainment
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暗闇をふわふわと漂うような感覚が、その物語を静かに貫く。不安感、とでも言おうか。 主人公はブランドンという米国人だ。母国の大学を卒業後、来日して英会話学校に勤めるが、さしたる目標もなく、気づけば3年がたっていた。 何となくレッスンを終えると、家路に就き、夜遅くに眠る。ただ、その繰り返し。 《はっきりとした目的地もなければ期限もない》 ブランドンがレッスンで教材として扱う、アポロ11号の渡航記録が作品を読み解く補助線となる。単行本の表紙には、くすんだ藍色の宇宙空間に地球が浮かび上がる。その周りを飛行する宇宙船の航跡がストーリーを暗示する。

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