京都大学理学研究科物理学第一教室に合格しました

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こんにちは.先日の9/4に院試の合格発表があり,ありがたいことにご縁があったようで物理学第一教室の第一志望の研究室に合格を頂きました.人生3度目の受験で非常にストレスフルでしたがなんとか良い結果を出すことができ安心しました.以下では,院試の対策や準備などで覚えていることを忘れないうちに書き留めておこうと思います.(追記:書き出してみたら雑多な随筆になってしまったのであまり参考にならないかもしれません) 2月,3回生後期の期末試験を終え,うっすらと院試を意識し始めました.とりあえず量子力学の演習書に手を付けていました.また,学部の先輩が院試対策の問題を作っていたのでそれにも取り組んでいました.2月の終盤くらいに2週間でTOEICが700点取れる本を購入しましたが,あまり手を付けませんでした.3月は先述した2週間700点本を1週間分取り組みました.また,普通に物理の勉強もぼちぼちしていました.3月後半にTOEICを受験しましたが,TOEICは受験してから結果がでるまで1,2か月くらいかかり,結果を提出しないといけないので早めに申し込みましょう.結果は565点でした.僕の友人は700点~900点程度とっていましたが,点数は圧縮されるので500点台でも全く問題ありません.3月末に院試の過去問を一年分取り組んでみたところ,思ったより点数がとれてしまったので,4月はサークルの新歓をメインに活動することにしてしまいました.5月は多忙が一段落ついたので勉強に割くリソースを増やしました.そこから適当なペースで勉強を続けて本番に臨みました.院試は世間では「学部入試に比べて簡単」「受けたらみんな受かる」と認識されているようですが,院試に臨まんとする皆さんはそれが全くの誤解であることを既に認識されていることと思われます.その認識のギャップが院試を知らない知人や親族からの過剰な期待を招き(または自身がそれを受けているように感じ),ストレスの源となります.ストレスキャンセルの方法は様々だと思いますが,僕は飲酒とニチアサとでそれを何とかしていました.しかし,飲酒のし過ぎで院試直前期はお腹を壊し,固形の便とは無縁の日々を送ることになってしまいました. 出願については,院試説明会が開催されますが大事なことは募集要項にすべて書いてあるのでそちらを参考にしたら良いです.ローレンツ祭では先輩に去年の面接の内容を聞いたり軽い雑談をしたりしただけでした.夜に時計台で開催される食事会はビールが飲み放題なので20歳以上の学部生は必ず参加するようにしましょう.併願については,僕は他大学の出願について調べるのが面倒だったためしませんでしたが,周囲には東京大学や大阪大学,名古屋大学などを併願している人がいました.東京大学の相関基礎という研究科?は入試の日程が京大の本試験より一ヶ月ほど早く,出願している人がそこそこいました.僕はそこの出願期限が過ぎたあとに友達から聞いて初めてその存在を認知しました.先に知っていたら出願していたかもしれません.京大の出願について,事務的なものは募集要項に従って準備すれば何も難しいことはありませんでしたが,それに際して個人差がでるのは院試のレポートと志願理由書だと思います.それぞれA4紙に2ページ分書くように指示があります.気合を入れて書く人も周りにはいましたが,正直これはそこまで力を入れる必要はないです.僕はシャーペン手書きで1ページちょいの分量かつ箇条書きに毛が生えた程度のレポートでしたが,面接で全く詰められませんでした.大切なのはTOEICでもレポートでもなく,筆記試験でまともな点数をとることに尽きます.逆に言えば,TOEICで900点とろうがレポートをTEXで丁寧に作ろうが全く油断できないということです. 本番の試験は朝早くから始まります.理学部生の生活リズムは往々にして乱れているので,遅くとも一週間前から生活リズムを整えるようにしましょう.先述したように僕はお腹を壊していたのですが,生活リズムの矯正によりさらにお腹を壊す事態に陥ってしまい大変でした.それでもなんとか本番は朝起きることができ,眠い目をこすりながら院試会場に向かいました.筆記試験は理学部6号館にて開催されます.試験室は入り口に張り出されているのでそれで確認できます.試験室の入り口に,その部屋で受験する人の受験番号が何番から何番までかが張り出されています.そこで今年の物一が77人受験することを知りました.前年の合格者数が40人強だったので2倍弱であり,思ったより多くてびっくりしました.試験様式は学部受験と大差はなく,普通の問題冊子と解答用紙と計算用紙とが配付されました.また,試験についても特別な点はありませんでした.僕は腕時計を用意していきませんでしたが,試験室に時計が設置してあったので問題ありませんでした.3時間×2の長丁場でトイレに行く人も多く,僕自身も一回ずつ行きました.試験官が寝ていたのかトイレに行くのに手を挙げても3分くらい認識されなかったのが非常に腹立たしかったのを強く記憶しています.まぁそんなこともありながら,無事に試験を終了することができました.筆記試験終了後,リカマンで日本酒を購入し,友達の家で飲酒をしました.あの時の解放感は忘れられません.面接の対策をする人もいたようですが,僕は全くそんなことをする気は起きなかったため,新作のゲームを購入し遊びました.一次試験の合格発表は白黒調のホームページ(物理学・宇宙物理学教室のページ)で発表されました.15時頃発表となっていたのですが,実際に発表されたのは15時10分くらいでした.雑すぎる.そこで一次試験の合格と面接が翌日の朝一番であることを知りました.さすがに面接の準備をしようと思い,A4の紙に志望理由と研究室の先生の名前,興味のある研究などを研究室ホームページやローレンツ祭の資料を参照しながら書き出しておきました.ここで一つトラップがあるのですが,面接には出願時に提出したレポートと志願理由書のコピーが必要らしいです.僕はそれのコピーを取っていなかったので大変焦りました.また,僕はなかったのですが人によっては面接が複数割り当てられている人もいるようです.自分の志望が複数ある場合は合格発表の隅々にまで目を通しましょう.明けて朝,シャワーを浴び面接の準備を始めました.とりあえずYシャツを上だけ着て,机の上を整理しました.ここで前日作った面接メモを大学に忘れたことが発覚しました.もう取りに行く時間はないのでなんの装備もなく挑むことになってしまいました.面接が朝にある人はその準備を前日の夜にすませておきましょう.面接の時間の20分前には登録したZOOMの面接室に入り,9時を待ちました.9時になっても面接が始まらず,実際に始まったのは9時3分くらいでした.奴らは様々なところで僕たちをビビらせてきます.余談ですが,教授のZOOMの待ち受けアイコンがラーメン屋の店主みたいなポーズの教授の写真で面白かったです.面接室には第一志望の研究室の先生方と第二志望の研究室の先生方がおそらく全員いました.僕は第一志望に5号館の理論系,第二志望に基礎物理学研究所の理論系,第三志望に実験系研究室を志望していたのですが,第三志望の面接がないことは前日に認識していました.面接が始まってから,第一志望の研究室の教授からいくつかの簡単な質問がありました.内容は,志望理由,レポートの内容,博士課程に行くか,どんな勉強をしたか,筆記試験の感想,といったようにほぼ定型の内容でした.レポートの内容は超伝導とゲージ対称性の破れについて極めて初歩的な内容を書いたので,それらについての簡単な質問を2つほどされました.従ってレポートの内容は背伸びせず,かわいい学部生のかわいいレポートを作成することを強く推奨します.難しいことを書いた友達はそれなりに難しい質問を受けていました.それらのやりとりは5分ちょいで終了し,ここからは明らかに向こう側もアドリブでした.その教授が他に質問のある先生はいますか?と周囲に投げかけ,一瞬の静寂の後,第一志望の研究室の二人目の教授からいくつか質問されました.やりたい研究や学部でした勉強について少し深堀りされた程度で専門的な知識が問われるようなことはほとんどありませんでしたが,ここは人によって変わると思います.最後に,一人目の教授から他の大学院を受験しているかを聞かれました.面接時間は15分ほどでした.その間,第二志望の研究室の先生方は一言も喋りませんでした.おそらく僕の面接は儀式的なもので既に合格は決まっていたのだと確信しました.その後暇だったので大学に行き,同じ研究室を受験した友達と面接について話しました.おおむね同じような内容だったので,僕の受験した研究室の面接は単なる儀式に過ぎないのだと思われます.正式な合格発表は9月4日でした.入学手続き等で早急のものはないと聞いていたので合格発表は帰省先の千葉県の実家で見ることになりました.実際に受かっていてほっとしました.合格発表は一次試験の発表のホームページとは異なり,黄緑調の理学部のホームページでした.正午発表となっていたのですが,実際発表されたのは10分くらい遅れてでした.友達とLINEで連絡を取り合いながら合格発表を探しました.もう少ししっかりしてほしいものです. 以上が僕の院試の一連です.点数開示がいつあるのか知りませんが,受かったうえでは些細な問題なのであまり気にもなっていません.特に気になるのは入学手続きであり,その点は受験生の方々も気になるところであると思われるので,入学手続きについてもいずれ書くと思います.読みにくいくせに長ったらしい文章をここまで読んでいただきありがとうございました.

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