リュウジが告発したこめおのおせち誤発注は何があった?嘘と会社はどこ?びわ湖くんが指摘した浅草かにをの共用スプーン炎上理由はなぜか徹底整理 : 芸能トレンド裏ニュース

リュウジが告発したこめおのおせち誤発注は何があった?嘘と会社はどこ?びわ湖くんが指摘した浅草かにをの共用スプーン炎上理由はなぜか徹底整理 : 芸能トレンド裏ニュース
View on original source
Category: Politics
Share
Archive
Like
2026年9月、料理人でBreakingDown元選手のこめおさんをめぐる騒動が収まる気配を見せません。麻布十番納涼まつりで販売した冷やし蟹ラーメンによる食中毒事故、料理研究家リュウジさんによるおせち誤発注への疑惑告発、そして営業を続ける浅草「かにを」で発覚した共用スプーンの衛生問題。一つひとつは別の出来事でありながら、すべてが「説明の正確さ」と「食の安全管理」という共通の問題を突きつけています。 この記事では以下のポイントを徹底的に掘り下げます。 リュウジさんが「食中毒以上に問題」と断言したおせち誤発注の内幕とは何だったのか こめおさんの「従業員との認識違い」という説明は本当に嘘なのか、双方の主張を比較 おせちを製造した会社はどこで、リュウジさんとの「同じ会社」とはどういう関係か びわ湖くんが指摘した浅草「かにを」の共用スプーン問題はなぜ炎上したのか 食中毒が発生した店舗と営業を続ける店舗は何が違うのか こめおさんの強盗による逮捕・服役歴から現在までの経緯 おせち疑惑・食中毒・衛生管理、それぞれの「現在」はどうなっているのか こめおさんに何があった?おせち誤発注から食中毒・共用スプーン問題までの経緯を時系列で整理 こめおさんの名前がネット上で取り沙汰される理由を理解するには、2025年秋から2026年9月にかけて立て続けに起きた出来事を正しい順番で把握することが欠かせません。それぞれの騒動は発生時期も性質も異なり、ひとまとめに「炎上」と片づけると本質を見失います。 2025年秋のおせち誤発注騒動 事の始まりは2025年11月13日でした。こめおさんが自身のXアカウントで、監修するおせちを想定の倍にあたる数で発注してしまったと告白し、購入を呼びかけたのです。当初1000個を製造する予定だったところ、結果的に2000個分の製造が進んでいたという内容でした。 この投稿に即座に反応したのが、登録者数566万人を誇る料理研究家のリュウジさんです。自身もおせち事業に携わる立場から「そんな訳ねえと思う」と引用投稿で疑問を呈しました。ここから両者の間には、おせちの発注プロセスをめぐる見解の食い違いがくすぶり続けることになります。 2026年5月の浅草「かにを」開店と中国産カニ騒動 年が明けた2026年5月4日、こめおさんは東京・浅草に蟹ラーメン専門店「かにを」をグランドオープンさせました。約2年かけて開発した激辛蟹ラーメンを売りにした店舗です。ところが開店直後、店内で使われている蟹に中国産が含まれていることが発覚。かつて「日本の蟹の良さを伝えたい」と発信してきた経緯との矛盾を指摘され、Googleマップの口コミ評価が2.1まで急落する事態に発展しました。 こめおさんは5月11日にソフトシェルクラブへの外国産使用を認めつつ、食品偽装については明確に否定しています。Googleマップの低評価には営業妨害のような書き込みも混在し、後に評価は3.1まで持ち直したとされていますが、この段階ですでにブランドへの信頼は大きく揺らいでいました。 びわ湖くんの初訪問と「動画消せ」LINE 中国産騒動のさなか、YouTuberのびわ湖くん(登録者数83万人)が何も告げずに「かにを」を訪問し、率直なレビュー動画を公開しました。「ギリギリやな」「うまくもまずくもない」という遠慮のない感想に対し、こめおさん本人から「動画消せ」というLINEが届いたといいます。Instagramのストーリーズでも「許さない」と投稿されていたとのことで、びわ湖くんは恐怖を感じたと明かしています。 7月のSUSURUとの再訪・和解 2026年7月12日、びわ湖くんはラーメン系YouTuberのSUSURUさん(登録者数201万人)とともに「かにを」を再訪しました。SUSURUさんの仲介で実現した和解の場で、改良された蟹ラーメンに「前より全然美味しい」と評価を改めています。こめおさんも味のブレがあったことを率直に認めたとされています。 ただし、この好意的なレビューがかえって「忖度するな」という批判を招く結果になりました。びわ湖くんは現在に至るまでこの指摘に納得していないと語っています。 8月の麻布十番納涼まつり食中毒事故 2026年8月22日と23日に開催された麻布十番納涼まつりで、こめおさんの運営する「割烹こめを」が調理・販売した冷やし蟹ラーメンが食中毒の原因食品と断定されました。港区みなと保健所の調査により、病因物質はサルモネラ属菌と特定。患者は78人にのぼり、うち3人が入院(全員退院済み)という深刻な事態となりました。 9月3日から9月9日まで7日間の営業停止処分が下されています。行政公表上の営業者は株式会社Fooppyです。テレビのニュースでも取り上げられ、SNS上ではこめおさんに関する投稿が溢れかえる騒動に発展しました。 なお、発症した患者のなかには実際に入院を要するほどの症状があった人もおり、体調不良の連絡が保健所に届いたのは8月26日頃でした。発症日と処分日を混同して「9月3日に食中毒が発生した」と書くのは不正確で、実際には喫食日の8月22日・23日から数日以内に症状が現れ、保健所の調査を経て9月3日に正式な処分が公表されたという流れです。 9月の謝罪動画と二つの衝撃的な新動画 9月5日、こめおさんは丸坊主の姿で謝罪動画を公開。被害者対応と再発防止、割烹こめをの閉店も視野に入れていると説明しました。 それから間もない9月7日、リュウジさんが冷やし蟹ラーメンの再現動画を公開し、その中でおせち誤発注について「食中毒以上に問題」と爆弾発言。同日、びわ湖くんも営業を続ける浅草「かにを」を訪問し、共用トッピングのスプーンが薬味に埋まっている衛生上の問題を指摘しました。 こうして2026年9月上旬、おせち・食中毒・スプーンという三つの異なる問題が一気に噴き出した格好です。 リュウジさんがこめおさんのおせち誤発注を「食中毒以上に問題」と語った理由と発言の背景 リュウジさんの9月7日の動画は、表向きには冷やし蟹ラーメンの家庭向け再現レシピでした。しかし調理の合間に語られた言葉は、レシピの範疇をはるかに超えるものだったのです。 食中毒への言及は意外なほど冷静だった 動画の冒頭で「コメが500%悪いんですけど」と前置きしたリュウジさんですが、食中毒そのものに対する論評は抑制的でした。衛生管理を徹底していても食中毒が発生する可能性はゼロにできないこと、特に屋台での提供は管理の難しさが格段に上がること、過去にはきゅうりの一本漬けで集団食中毒が起きた事例もあることを挙げ、事故の結果だけで飲食業全体を断じるべきではないという見方を示しています。 むしろ自分が飲食店を持たない理由として、こうしたリスクがあるからだと説明。万が一問題が起きた場合、有名人がオーナーだと個人攻撃の対象になりやすく、本業であるレシピ開発や動画制作にまで悪影響が及ぶことを懸念していると話しました。飲食は本業ではないため、サブビジネスとして運営して問題が起きれば本体の会社に迷惑がかかる。だからリスクヘッジとして自分ではやらないという判断だそうです。 もし出店するとしても名前を隠して運営し、料理の味だけで勝負したいという考えも語っていました。「俺の名前で集客したくないから。美味しいで集客したいから」という言葉には、飲食の世界で名前貸しビジネスが抱えるリスクへの冷静な分析が感じられます。皮肉なことに、こめおさんの現在の状況がまさにリュウジさんが回避したかったリスクの具現化といえるでしょう。 取引先を共有する立場からの内部告発 リュウジさんがトーンを一変させたのは、おせちの話題に入ってからです。こめおさんが2025年11月に「おせちを倍で誤発注した」と投稿した件について、リュウジさんは決定的な情報を明かしました。 それは、こめおさんのおせちを手がけていた会社が、リュウジさん自身のおせちと同じ会社だったという事実です。つまり、発注の仕組みや管理プロセスについて内部の事情を把握できる立場にあったということになります。 リュウジさんは当時から「そんなはずはない」と違和感を覚え、会社側に問い合わせたものの返事がなかったと振り返ります。その後「ちょっと話が違う」という旨の説明を受けたとのことで、こめおさんの発信内容と会社側の認識にずれがあったと受け止めたようです。 「嘘でお金を稼ぐのが一番嫌い」 リュウジさんの批判の核心は、食品事故そのものよりも「説明の信頼性」に向けられていました。もし誤発注という説明が事実と異なるなら、それは購入者に対して虚偽の理由を提示してお金を受け取ったことになります。 「嘘をついて人からお金を取るのが嫌い。一番嫌なんで」という言葉には、料理の世界で生きてきた人間としての明確な倫理観がにじんでいます。同時に「違うんだったら言ってほしい。俺の誤解かもしれないし」と反証の余地を残している点も見逃せません。完全に断罪したのではなく、本人からの誠実な説明を待ち続けていたという姿勢です。 ただし注意が必要なのは、リュウジさんが取引先の事情に詳しいことと、問題になった発注の全記録を確認済みであることは同義ではないという点です。契約ごとに担当者や手続きが異なる可能性もあり、リュウジさんの疑問は有力な材料ではあっても、それだけで嘘を確定させる証拠にはなりません。 こめおさんのおせち誤発注は嘘だったのか?リュウジさんの指摘と本人の説明を突き合わせて検証 「嘘だったのか、そうでないのか」。この問いに対する現時点での回答は、虚偽と断定するだけの公開証拠は確認できないが、本人の説明とリュウジさんの疑義が並立したまま解消されていないという状態です。 最初の投稿と後日の説明は中身が違う こめおさんが2025年11月13日に発信した内容は、「おせちを倍で発注してしまった」というものでした。この表現だけを読めば、1000個の注文を打ち間違えて2000個にしてしまったような印象を受けます。 しかし11月15日に公開された詳細な説明では、話の構造はやや異なっていました。こめおさんによれば、当初1000個の製造を開始し、その後に工場から追加分の見積もりが届いたところ、従業員が本人の了承を得たと認識して手続きを進めたという経緯です。電話での確認の際、蟹の増販とおせちの増販を取り違えてしまい、追加1000個の製造が進んでいることに気づかなかったと説明しています。 つまり、数字の打ち間違いではなく、社内での認識違いが原因だったというのが本人側の主張です。 二つの説明はどこが食い違うのか リュウジさんが「そんなはずはない」と考えた根拠は、同じ会社と仕事をしている立場から、そのシステムでは倍の数が勝手に製造されるような事態は通常起こり得ないと判断したからでしょう。一方でこめおさんは「誤発注」という言葉を使いつつも、実際には発注行為そのものではなく承認過程での意思疎通に問題があったと説明しています。 ここには、同じ「誤発注」という言葉が指す対象のずれがある可能性があります。リュウジさんが工場への正式な注文手続きについて語り、こめおさんが社内の意思決定プロセスについて語っているなら、矛盾しているようで別の話をしているかもしれません。 もっとも、リュウジさんが公表していない具体的な情報をさらに持っている可能性も排除できません。公開された発言だけでは、両者が完全に矛盾すると断じることも、単なる言葉の違いだと片づけることもできないのが実情です。 検証に必要だが公開されていない記録 この問題を最終的に決着させるには、追加見積もりの日付と内容、発注を承認した主体と方法、電話確認の録音や記録、在庫数と販売数の管理帳簿といった核心的な資料が必要になります。これらはいずれも企業の内部文書であり、現時点では公の場に出てきていません。 「高額商品だからそんなミスは起こらない」という推論だけでは嘘の証明にはなりませんし、「従業員が間違えたから本人に責任はない」という読み方も適切とはいえません。こめおさん自身、管理不足を自分の責任と認めており、何の落ち度もなかったとは主張していないのです。 おせち1000個が追加で発注された経緯とは?こめおさんが語った従業員との認識のすれ違い こめおさんの説明を時系列で追うと、追加発注に至る流れには複数の段階がありました。 春から秋にかけての製造計画 本人の説明によれば、2025年3月の時点で前年の実績(1000個完売)を踏まえ、2000個の製造を視野に入れた話し合いが行われていたそうです。6月にはまず1000個から着手する方針となり、7月に製造の手続きが進みました。 転機が訪れたのは9月です。テレビ出演の反響を受けて増産の可能性が社内で話題になり、工場側からは追加の見積もりが届いたとされています。この見積もりを受け取った従業員が、こめおさんの指示によるものと判断して製作の手続きを進めたというのが本人側の筋道です。 電話確認での取り違え 従業員からこめおさんへ電話での確認があったものの、こめおさんはその電話の内容をおせちの追加ではなく蟹の増販についてのものだと取り違え、了承してしまったと説明しています。結果として、11月になって在庫報告を受けた際に初めて2000個分が製造されていたことを認識したとのことです。 この説明で腑に落ちない点があるとすれば、追加1000個の製造にかかる費用は決して小さくないはずで、請求書や入金の段階で気づかなかったのかという疑問です。ただし、業務が多岐にわたり、経理処理を別のスタッフに任せていた場合には、本人の認識が遅れる余地もないとは言い切れません。 管理上の問題はどこにあったのか 仮にこめおさんの説明が正しいとしても、見積もりから発注、製造開始、請求、在庫管理に至るまでの各段階で確認が不十分だったことは否定できません。本人も管理不足を認めています。 購入者にとって重要なのは、商品そのものの品質だけでなく、購入を後押しした「売り切れたのに追加分が出てしまった」というストーリーが事実だったかどうかです。味や品物に問題がなくても、購入動機となった説明の真実性は別の話として検証されるべきでしょう。 リュウジさんとこめおさんのおせちの販売元・製造元はどこの会社だったのか 「おせち会社はどこ?」という疑問に答えるには、食品通販における「企画会社」「販売元」「製造工場」の違いを理解する必要があります。 リュウジさん側の企画・販売会社 リュウジさん監修の「至高のおせち2026」については、株式会社コラントが2025年9月4日に企画・販売を行うと正式に発表しています。2026年版「至高のおせち2027」についても同社が継続して手がけることが確認できます。 こめおさん側の通販サービス こめおさん側では、株式会社FooppyがECサイト「UMAMI」の運営開始を2025年9月6日に発表しており、取扱商品にはおせち料理や蟹を使った季節商品が含まれています。本人側のFiNANCiE投稿では「蟹三昧おせち」の購入先としてcomewo.jp内のページを案内していました。 「同じ会社」が意味すること リュウジさんが動画内で述べた「同じ会社」という言葉は、両者が共通の取引先を持っていたことを示しています。ただし、それがコラントのことなのか、両方に製造を委託していた別の工場なのか、あるいは企画・調整を行う第三の会社なのかは、発言だけでは厳密に特定できません。 食品通販の世界では、ブランドの持ち主、監修者、受注会社、企画会社、製造委託先の工場、発送業者がそれぞれ別であることは珍しくありません。「販売会社が特定できた」ことは「製造工場を確認した」こととイコールではないのです。 企業名を整理すると、株式会社Fooppyは割烹こめをの行政公表上の営業者であり、UMAMI運営元。株式会社蟹をは浅草「かにを」の開店を発表した法人。株式会社コラントはリュウジさん監修おせちの企画・販売元。これら三社が同じ話題に登場するとはいえ、全社が同一の契約当事者であると確認されたわけではありません。 おせち会社との取引はどうなった?リュウジさんが明かした契約終了までの経緯 リュウジさんは動画の中で、おせちの取引先に対して自ら働きかけたと明かしています。その内容は単なる不快感の表明ではなく、ビジネス上の具体的なアクションでした。 「あの嘘つきとやるなら俺はやらない」 リュウジさんは、こめおさんとの取引を続けるなら自分は降りると会社に伝えたそうです。結果として、こめおさん側との契約関係は終了に至ったと説明しています。「二度とやるなよ」とまで言い切ったとのことで、その怒りの強さがうかがえます。 さらに、現在では自分と組むすべての会社に対し、信用のあるインフルエンサーとしか仕事をしないよう申し入れていると語りました。相手がクリーンかどうか判断できないなら自分が確認すると伝えているそうで、「インフルエンサーと仕事するのは本当に難しい」と企業側の苦労にも言及しています。 発言を裏づける公式発表はまだない 注意すべきは、この一連の話がリュウジさんの動画内での証言であり、企業側から「契約を解除しました」という正式発表が出たわけではないことです。契約終了の具体的な日付、終了した範囲、すでに受注済みの商品の扱いなどは不明のままです。 「取引が切れたからリュウジさんのおせちは安全」という結論にも注意が必要です。リュウジさんが言う「大丈夫」は、問題人物との取引関係が自分の商品に波及しないという意味であって、食品そのものの安全性は製造・保管・配送など別の要素に依存します。人物との距離感と食品の品質保証は分けて考えなければなりません。 こめおさんはリュウジさんに何を謝ったのか?土下座をめぐる発言とおせち問題への対応 リュウジさんの動画では、以前こめおさんに会った際に土下座をされたというエピソードが語られました。この話は衝撃的に聞こえますが、実際の意味合いはもう少し複雑です。 「何の土下座だったかは分からない」 リュウジさんは確かに土下座を受けたと述べています。しかし、そのすぐ後に「何の土下座だったのかは分からない。聞かなかった」という趣旨の発言をしていました。この二つは一組の発言であり、前半だけを切り取って「こめおさんがおせちの嘘を認めて謝罪した」とするのは正確ではありません。 土下座の対象が、おせちの件なのか、別の場面でのやり取りなのか、交友関係上の何かなのかは判然としないままです。日時も「以前会ったとき」という以上の特定はされていません。 謝罪と事実の承認は別の行為 一般的に、人が謝罪する動機はさまざまです。迷惑をかけた、心配をかけた、連絡を怠った、発言が不適切だった。そのいずれも土下座の理由になり得ます。理由が不明である以上、謝罪の動作から特定の事実を認めたと読み取ることはできません。 重要なのは、リュウジさん自身がこの件について現在も説明を求めているという点です。仮に土下座がおせちへの謝罪だったとしても、リュウジさんの疑問は解消されていません。むしろ「今回の動画でバレるから言った方がいいと思う」とまで述べており、本人からの公の弁明が不可欠だという立場を崩していません。 浅草「かにを」の共用スプーンはなぜ炎上した?びわ湖くんが目にしたトッピングコーナーの実態 食中毒の謝罪から間もない2026年9月7日、びわ湖くんが営業を続ける浅草「かにを」を訪問した動画が波紋を広げました。炎上の引き金になったのは、味でもなく蟹でもなく、無料トッピングコーナーに置かれたスプーンの状態でした。 薬味に埋まるスプーン びわ湖くんが店内で目にしたのは、新設された無料トッピングのコーナーです。各種スパイスを取り分けるためのスプーンが、容器の中で薬味そのものに埋まっていたのです。 「うわあ、これ潔癖症には厳しいぞ」と声を上げたびわ湖くんは、不特定多数の客が素手で握るスプーンの持ち手部分が食品と接触している状態を問題視しました。「これもっといい方法とかなかったんかな? またこれ叩かれんぞ」と心配しつつ、比較的人が触れていなさそうな容器の奥からフライドオニオンと魚粉だけを選んで取っています。 ちなみに、テロップに「魚糞」という誤変換があったことがコメント欄で大きな笑いを誘いました。深刻な衛生問題のさなかにこのハプニングが起きたことで、動画のインパクトはさらに強まった形です。 トイレの派手な演出との落差 動画ではトイレの変化にも触れられています。流すボタンを押すと店内全体が明滅し、大音量で音楽が流れる仕様に改装されていたそうです。びわ湖くんも思わず「うるさっ」と漏らしていました。 コメント欄で最も共感を集めた意見の一つが「トイレのしょうもない演出にお金かける前に衛生管理にお金かけろ」という声で、2000件を超える「いいね」がついていました。もちろん、トイレの改装費と食品衛生の管理費は直接比較できるものではありませんが、食中毒事故の直後にこの光景を見せられた視聴者が「必要なところに金をかけていない」と感じるのは自然な反応です。 他にも「調味料のスプーン、マジで無理だわ」「あんなことがあったのにあのスプーンはない。全然反省してない」「卓上にスパイス置けよ。たまたま食中毒起きてないだけの店にしかみえない」など、衛生意識の根本的な欠如を指摘する声が相次ぎました。「調味料の保管方法だと虫が湧く」という心配や、「サルモネラ菌の次は大腸菌が検出されそう」という皮肉も。 おしぼりすら置かれていない びわ湖くんが「おしぼりもない」とこぼした場面も印象的でした。入店してから手を洗わずに食事に向かう客が多いなか、共用スプーンを素手で触らなければならない状況は、潔癖症でなくとも抵抗を感じる人が少なくないでしょう。食中毒事故の直後という時期を考えれば、視聴者の不信感が膨らんだのも無理はありません。 共用スプーンから広がる衛生リスクとは?食品接触面の管理と食中毒を防ぐための基本 「スプーンが薬味に埋まっている」という見た目の問題は、食品衛生の原則に照らすとどのような意味を持つのでしょうか。 汚染を防ぐ三つの柱 厚生労働省は細菌性食中毒の予防を「つけない(汚染防止)」「増やさない(低温管理)」「やっつける(加熱殺菌)」の三本柱で説明しています。共用スプーンの配置が関わるのは、主に一番目の「つけない」の部分です。 不特定多数の客が触れるスプーンの持ち手と、食品に直接触れる先端部分。この二つの面が適切に分離されていなければ、手指を介した汚染のリスクが生じます。すべての客が手を洗ってから来店するわけではなく、トイレの後の手洗いが不十分な人もいるかもしれません。 改善策はいくつも考えられる 長い柄のトングを使って持ち手が食品に埋もれない構造にする、スタッフがトッピングを取り分ける方式にする、個包装や振り出し容器を採用する、各テーブルに小分けして提供する。方法はいくらでもあります。 大切なのは、器具の選定と日々の運用を一体として設計することです。たとえば「使用前」と「使用後」でスプーンを分けたとしても、表示があるだけでは客が正しく使い分けてくれる保証はありません。専用の回収スペースを設け、スタッフが定期的に確認する仕組みが伴って初めて機能するのです。 香港政府はビュッフェなどでの食品提供について、食品を直接手で取らないこと、用途の異なる食品には器具を分けることなどを案内しています。米国FDAのFood Codeも食品サービスにおける安全管理のモデルとして同様の考え方を示しています。共用器具の適切な管理は、個人の好き嫌いの問題ではなく、食品安全の国際的な共通認識に根ざした課題なのです。 今回のスプーンが食中毒を引き起こしたわけではない ここで明確にしておくべきなのは、浅草「かにを」の共用スプーンが今回の食中毒の原因だとする証拠は存在しないということです。食中毒の原因食品は「割烹こめを」で調理された冷やし蟹ラーメンであり、スプーンの配置が病原体の検査対象になったという情報もありません。 衛生管理として改善の余地があるという指摘と、特定の事故の原因であるという断定は別物です。前者を認めても後者を確認する必要はなく、後者が未確認でも前者の問題提起が消えるわけではありません。 食中毒が発生したのはどこの店?「割烹こめを」と浅草「かにを」の違いを正確に理解する 「こめおの店で食中毒」という報道を見ると、浅草の「かにを」で食中毒が起きたと勘違いしがちです。実際にはどうなのでしょうか。 調理した施設、販売した場所、処分を受けた施設は別々 港区が公表した処分文書によると、営業停止の対象となった施設は「割烹こめを」です。所在地は東京都港区麻布十番二丁目14番4号、エタニティ麻布十番の地下1階にあります。この施設で調理された冷やし蟹ラーメンが、麻布十番納涼まつりのイベント会場で販売され、食中毒の原因食品とされました。 一方、浅草の「かにを」は別の場所に位置する常設のラーメン店です。開店を発表した法人も株式会社蟹をであり、処分文書に記載された株式会社Fooppyとは名義が異なります。 法人が違えば完全に独立なのか 法人名が異なることは公開資料で確認できますが、それだけで従業員、食材の仕入れ先、調理マニュアル、衛生管理の方針がすべて独立しているとは限りません。逆に、こめおさんが両方に関与していること自体は明らかです。法人の区別と運用上の接点は別の問題として見る必要があります。 祭りの屋台と常設店の違い 食中毒が起きたのは夏の屋外イベントでの提供品であり、常設店舗での日常的な営業とは条件が大きく異なります。屋外での大量調理は温度管理の難易度が跳ね上がりますし、特に冷たいメニューは細菌が増殖しやすい環境にさらされます。8月下旬の東京の気温を考えれば、冷たいスープを適正温度で維持し続けることがいかに困難かは想像に難くないでしょう。 リュウジさんも動画内で、冷やし蟹ラーメンに使われる豆乳は一度開封すると劣化が早いことに触れ、屋外での保管が特に心配な食材だと指摘していました。また、屋台形式ではスープをペットボトルに入れて管理していた可能性にも言及し、実際に食べた人から「ぬるかった」という声があったことも紹介しています。 このリスクの違いを無視して「同じ人が作っているから同じ危険がある」と断定することも、「別の店だから関係ない」と完全に切り離すことも、どちらも正確とはいえません。必要なのは、どの食品を、どの条件で、誰が管理していたかという具体的な確認です。 冷やし蟹ラーメンの食中毒を引き起こした原因菌は何だったのか?検査で判明した事実と未解明の混入経路 港区みなと保健所が病因物質として断定したのはサルモネラ属菌です。ただし、検査結果にはそれ以外の菌も含まれており、全体像を正確に理解するにはいくつかの注意点があります。 検出された菌は一種類だけではなかった 東京都の公表資料によると、患者101検体のうちサルモネラ属菌で陽性となったのは31検体でした。そのほかプレジオモナスが9検体、下痢原性大腸菌が2検体、黄色ブドウ球菌が1検体で陽性です。従事者8検体からもサルモネラ属菌2検体、プレジオモナス1検体が検出されています。施設の拭き取り検体では黄色ブドウ球菌が1検体陽性でした。 リュウジさんは動画中で「サルモネラ菌以外の菌も検出されているっぽい」「川魚とかから出る菌も発生しているっぽい」と触れています。これは淡水環境に生息するプレジオモナスの検出を指していると考えられます。 複数の菌が見つかった=全部が原因ではない 重要なのは、検出されたすべての菌が今回の食中毒の原因と確定されたわけではないということです。行政は患者の共通食品、症状の特徴、検査結果などを総合的に判断して原因物質を決定します。本件ではサルモネラ属菌が病因物質とされており、他の菌の検出は記録として存在するものの、今回の集団発症との因果関係が個別に認定されたわけではありません。 混入経路はまだ特定されていない 「どの工程で」「どの食材から」「どのように」サルモネラ属菌が食品に入り込んだのかは、現時点で公表資料上は特定されていません。ネット上では前日の商品の使い回し、スープ容器の管理、味見の器具、中国産蟹など様々な推測が飛び交っていますが、いずれも行政が認定した混入経路ではありません。 こめおさん自身は謝罪動画で前日商品の使い回しを否定しています。ただし、本人の否定と、廃棄記録などで裏づけられた否定とでは証拠としての重みが違うことも留意すべきでしょう。 「割烹こめを」が営業停止になったのに浅草「かにを」が営業を続けられた理由とは 「食中毒を出した店と同じ人間がやっている別の店が普通に営業している」。この状況に違和感を覚えた人は多いはずです。 処分対象に浅草店は含まれていなかった 港区が営業停止処分を下したのは「割烹こめを」に対してであり、浅草「かにを」の名前は処分文書に記載されていません。こめおさんは9月5日の謝罪動画で、保健所に確認したうえで浅草店の営業を継続していると説明しています。 この説明を額面どおりに受け取れば、行政上は問題のない対応ということになります。ただし、「処分の対象外」と「安全が保証された」はイコールではありません。保健所が積極的に安全を認定したのか、あくまで今回の処分の対象ではないと回答しただけなのかで意味合いは変わります。 別店舗の従業員からも菌が検出された? こめおさんの謝罪動画では、割烹こめをとは別の店舗の従業員からもサルモネラ菌が検出されたという内容が含まれていたとされます。びわ湖くんも「この店の人ってことなんかな? 大丈夫なんか?」と疑問を呈していました。 東京都の公表資料には従事者の陽性数は記載されていますが、各人がどの店舗に所属し、検査後にどのような勤務状況だったかまでは示されていません。「検出された人はさすがに店には出ていないと思う」というびわ湖くんの言葉も、勤務表を確認しての発言ではなく推測の域を出ません。 法的義務と自主判断の違い 営業継続への批判には二つの論点が混在しています。一つは「処分命令に違反しているのではないか」という法的な問い、もう一つは「管理への不安が残る以上は自主的に休業すべきではないか」という倫理的な問いです。前者については、処分対象に含まれていない以上、違反とは断定できません。後者については議論の余地がありますが、意見と義務を同列に扱うと事実関係が曖昧になります。 びわ湖くんが食べた蟹ラーメンは食中毒の原因商品と同じだったのか?味の感想と食後の体調 9月7日公開の動画で、びわ湖くんは浅草「かにを」で2000円の蟹ラーメンを注文しています。食べる前に「ちなみにサルモネラ菌が入ってたと言われる冷やし蟹ラーメンではないです」と断りを入れており、原因食品とされた冷やし蟹ラーメンとは別のメニューです。 味は「前と変わらん」 スープを飲んだびわ湖くんの第一声は「前と変わらん」。これは7月の再訪時と同程度の味という意味で、初回の「薄い」という評価に逆戻りしたわけではありません。「1回目は味がブレてて薄く感じたけど、2回目と同じような感じで、味はそこそこ」という据え置き評価です。 丸ごと揚げられたソフトシェルクラブを見て「中国産ガニを使って炎上してた時がもう懐かしいわ。今考えるとあの時の炎上の方がよっぽどマシやったんやな」と、わずか4か月で騒動の規模が桁違いになった現状を皮肉交じりに振り返る場面もありました。 食後の体調は問題なし びわ湖くんは撮影後の体調に特に異変はなかったと報告しています。ただし、これを「浅草店の全商品が安全だと実証された」と受け取るのは飛躍です。一人が一食を食べて体調に問題がなかったことは個人の体験に過ぎず、別の日、別の客、別の条件での安全性を保証するものではありません。 動画の締めくくりでは「まじであの薬味的なやつの入れもんはなんとかした方がいい気がする」と衛生面への注文をつけ、「俺はもう行かへんけど行きたい人はぜひ」と結んでいます。味への不満ではなく、運営体制への不安が「もう行かない」判断の主因だったと読み取れます。 こめおさんとびわ湖くんの間で何があった?「動画消せ」のLINEから始まった騒動の一部始終 びわ湖くんとこめおさんの関係は、5月のレビュー動画を発端として二転三転してきました。 連絡先を知る者同士のやり取り びわ湖くんは、以前こめおさんが経営する別の飲食店を訪れた際に連絡先を交換していました。しかし5月の浅草店訪問では、評価に影響が出ることを避けるためあえて事前連絡をせず、一般客として来店したのです。 率直なレビュー動画の公開後、こめおさんから「お前さ、動画消せ」というLINEが届いたとびわ湖くんは明かしています。加えてInstagramのストーリーズでも「許さない」という投稿があったとのこと。びわ湖くんはこのLINEを既読もつけずに無視し続けたといいます。 「脅迫」という表現の扱い 動画の見出しには「脅迫状が来た」という表現が使われていましたが、これは法律上の「脅迫罪」が成立したと認定されたことを意味しません。捜査機関や裁判所がこの連絡について判断を下した記録は確認できていません。レビュー動画の削除を求めるLINEが届いたこと、びわ湖くんがそれに恐怖や圧力を感じたこと。確認できるのはこの範囲までです。 「今回ガチで殺されるかもしれません」という再訪前の発言についても、こめおさんが具体的な危害を予告したわけではなく、びわ湖くんの不安と演出が混ざった表現と捉えるのが妥当でしょう。 こめお側の言い分は? 7月の再訪時、こめおさんは動画の内容そのものよりも、LINEを無視され続けたことに苛立っていたと説明したとされています。レビューへの不満なのか、無視されたことへの怒りなのか、あるいはその両方なのか。当事者同士の認識にも温度差があったことがうかがえます。 びわ湖くんとこめおさんは和解できたのか?SUSURUとの再訪から「忖度」批判まで 7月12日のSUSURUさんを交えた再訪は、結果としてわだかまりを解消する場になりました。 和解の経緯 SUSURUさんの提案でびわ湖くんが再訪を決意し、事前にSUSURUさん経由でこめおさんに撮影の了承を得たうえでの来店でした。店頭でこめおさん本人と対面した際には、「今日もまたなんかいちゃもんつけに?」「俺のいないときに色々やってたな」と迫られる場面もあったものの、食事をしながら会話が進むにつれ空気は和らいでいきました。 びわ湖くんは「言ったら忖度しちゃうかなと思って連絡しなかった」とあらためて釈明。こめおさんも、問題の本質はLINEを無視され続けたことだったと明かし、今回連絡があったことで一応の決着がつきました。 「忖度するな」という外野からの批判 しかし、1回目に酷評しておきながら2回目で好意的な評価に転じたことで、視聴者の一部から「どうせ忖度だろう」という声が上がりました。びわ湖くんは「忖度してないっちゅうねん。あのコメント見るたびに腹立つわ」と9月の動画でも不満を述べています。 客観的に見れば、同じ店が味を改良すれば評価が変わるのは当然のことです。こめおさん自身が初期の味のブレを認めており、改善したものを改善したと言うのは忖度とは違います。ただし、店主との直接の和解の場で食べたという状況が、評価の独立性について疑念を生みやすいことも事実でしょう。 なお、びわ湖くんは7月の動画で最終的に100点満点中30点と採点しています。これは「全面的に絶賛した」とはとても言えない点数です。「前より美味しい」と言いながら30点。この落差が、忖度していないという主張の一つの裏づけにもなっているのでしょう。 9月の再訪では、再びこめおさんに告げずに来店し、スプーンの配置を公に批判しています。和解した相手にも遠慮なく問題点を指摘するこの姿勢は、少なくとも「忖度」という言葉とは相容れません。人間関係が改善しても、味への評価と衛生への批判は別の基準で動く。この区別を理解しないと、7月の好評価と9月の厳しい指摘が矛盾しているように見えてしまいます。 こめおさんの中国産カニ騒動はなぜ起きた?「国産の蟹の良さを伝えたい」発言と外国産使用の矛盾 食中毒や共用スプーンに注目が集まる前、こめおさんをめぐる最初の大きな騒動は中国産カニの使用をめぐるものでした。 発信内容と実態のギャップ 「かにを」のコンセプトとして「日本の蟹の良さを伝えたい」といった趣旨の発信が過去にあったことが問題視されました。ところが開店後、店内で使用されている蟹に中国産が含まれていることが明らかになったのです。 こめおさんは5月11日の投稿で、ソフトシェルクラブに中国産を含む海外産(インドネシア産・タイ産)を使用していることを公表。国産のソフトシェルクラブの確保が難しいこと、もともと東南アジアで親しまれている食材であることなどを採用理由として説明しました。食品偽装については明確に否定しています。 産地問題と衛生問題は別の話 整理すべきなのは、中国産の蟹を使ったこと自体が違法なわけではないという点です。問題は、国産を連想させるような発信をしておきながら実際には外国産だったという、消費者の期待と実態の乖離にあります。 また、外国産だから食中毒が起きたという因果関係も成立しません。食中毒の発生は調理・保管・提供の過程における管理の問題であり、原産国名だけでは混入経路は分かりません。国産食材なら安全で外国産なら危険という単純化は、食品衛生の理解としても正確ではないでしょう。 ソフトシェルクラブと、だしや別のメニューに使う蟹を区別することも大事です。一つの料理には複数の素材が使われるため、ある具材の産地が判明しても他の食材まで同じ産地とは限りません。「中国産カニ」という一括りの表現が、実際にどの部分の食材を指しているかは確認が必要です。 びわ湖くんの9月の動画では、丸ごと揚げられたソフトシェルクラブを見て「中国産ガニを使って炎上してた時がもう懐かしいわ」と述べていましたが、現時点でその蟹がどこ産なのかを店頭で確認したとは語っていません。かつて大騒ぎになった産地問題が、食中毒やスプーン問題の前では「マシだった」と言えてしまう。それだけ次々と問題が積み重なっているということの表れでもあります。 こめおさんとは何者なのか?料理人としてのキャリアとBreakingDown・溝口勇児さんとの接点 こめおさんを理解するには、料理人・格闘家・起業家という複数の顔を持つ人物であることを押さえておく必要があります。 飲食の世界からBreakingDownへ 2024年のインタビューによると、こめおさんは飲食店で働いていた時期に、来店した朝倉未来さんに自身の過去を打ち明け、BreakingDownへの応募を勧められたのがきっかけで格闘技の世界に足を踏み入れました。つまり、格闘技で有名になってから飲食を始めたのではなく、もともと飲食の現場にいた人物です。 FiNANCiEのプロフィールには、BreakingDownやNontitle Season3への出演、2023年の「割烹こめを」開業といった経歴が記載されています。ごはんソムリエの資格を持っているという情報もあります。 ただし、飲食店勤務の経験があることと、特定の料理分野で体系的な専門教育を受けたこととは意味合いが異なります。修業先や在籍期間を具体的に裏づける記録は公開されておらず、「一流店で何年修業した」とも「修業経験がまったくない」とも断定できません。 溝口勇児さんとの事業上のつながり 浅草「かにを」の開店発表では、株式会社蟹をと溝口勇児さんの共同経営による店舗であることが明記されています。両者の関係は単なる知人ではなく、事業パートナーとして公に位置づけられているのです。 リュウジさんは動画のなかで「BreakingDown界隈」の風潮を批判し、「バズるためだったら多少の嘘も混在していいという考えがある」と指摘しました。以前こめおさんに対して付き合う相手を選ぶよう忠告したものの、聞き入れられなかったとも明かしています。 ただし、溝口さんやBreakingDown関係者がおせちの発注や衛生管理の具体的な判断を指示したという証拠はありません。人物の関係性を確認することと、個別の行為への関与を認定することは別の作業です。 こめおさんの強盗事件による逮捕・服役歴とは?本人が公にしている過去と更生の歩み こめおさんの過去については、本人自身が複数の場で公表しています。 FiNANCiEに記載された経歴 本人側のFiNANCiEプロフィールには、2013年に強盗の罪で逮捕、2015年に収監、2020年に出所したという経歴が記されています。2024年のORICON NEWSのインタビューでも自ら服役経験を語り、2023年のENCOUNTの記事では川越少年刑務所での生活にも触れています。 つまり、服役歴は匿名掲示板から流出した噂ではなく、本人が積極的に公表してきた情報です。ただし、逮捕時の詳細な容疑、起訴内容、判決で認定された罪名、量刑の正確な期間といった司法上の記録を本人の発言だけで代替することはできません。 過去の犯罪歴は現在の問題を証明するのか コメント欄には「法律という最低限のルールすら守れず刑務所に入っていた人は、食品衛生のルールも守れないのは当然」といった声もありました。気持ちは理解できますが、過去に罪を犯したことが、おせちの虚偽販売、LINEでの脅迫、食中毒の故意を直接証明するわけではありません。 それぞれの問題にはそれぞれの証拠が必要です。発注記録、メッセージの全文、食品検査の結果といった個別の資料で判断されるべきであって、経歴から演繹的に結論を導くのは論理の飛躍です。 同時に、更生のストーリーが注目を集めてきたことを理由に、現在の管理上の問題に目をつぶるべきでもありません。人物の物語と事業としての責任は別の軸で評価されるべきものです。むしろ「更生して頑張っている」というブランディングで支持を集めてきたからこそ、信頼を裏切るような行動があれば反発はより大きくなります。 日刊スポーツは2023年、こめおさんが自身の過去を振り返った投稿を紹介する記事を掲載しています。出所後の苦労を乗り越えて飲食の道で再起したという物語は多くの共感を呼びました。しかし今回の一連の騒動では、その物語の土台となる「信用」そのものが問われています。 こめおさんの現在はどうなっている?おせち疑惑への回答や店舗の営業状況・衛生改善の動きを確認 2026年9月上旬時点で、こめおさんをめぐる状況は複数の分野で動いています。 食中毒への対応と割烹こめをの今後 9月5日の謝罪動画で、こめおさんは被害者への補償対応を進めていると説明しました。医療費とは別に見舞金にも対応する方針で、入院の有無や症状の程度に応じて個別に協議するとしています。 「割烹こめを」については閉店も視野に入れつつ、衛生管理体制と再発防止策を見直したうえで営業再開の可否を判断すると述べました。飲食の現場に自分が携わるかどうかも「今は判断できない」と保留の姿勢です。 営業停止の期間は9月3日から9月9日までの7日間でしたが、処分期間の終了と営業の再開は必ずしも一致しません。閉店を検討しているという発言がある以上、再開日の特定には店舗側の正式な告知を待つ必要があります。 おせち疑惑への全面回答はまだない リュウジさんが9月7日に説明を求めたおせち発注問題について、こめおさんがその後に全面的な回答を行ったという情報は、9月9日時点の公開資料では確認できていません。2025年11月の説明は存在しますが、リュウジさんが求めているのは「会社側の認識と整合する、改めての弁明」であり、既存の説明では疑問が解消されていないことが明確になっています。 浅草店の営業継続とスプーン問題 9月7日公開の動画時点では浅草「かにを」は営業を続けていました。共用スプーンの配置について具体的な改善が行われたかどうかは、その後の写真や店舗告知を確認できていないため不明です。びわ湖くんの動画公開後、SNS上での批判が殺到していることを考えれば、何らかの対応が取られている可能性はありますが、推測で「改善された」と書くことはできません。 残された疑問と今後の注目ポイント 今後の焦点は大きく五つあります。 被害者への補償対応の進捗 行政による追加調査や混入経路の公表 割烹こめをの再開もしくは閉店の正式決定 浅草「かにを」を含む全店舗の衛生管理改善の具体的内容 おせち発注問題に対するこめおさん本人からの新たな説明 話題性の高い新しい動画が出ても、これらのどの項目を実際に更新する情報なのかを見極めることが大切です。同じ疑惑をセンセーショナルに繰り返すのではなく、具体的な事実の進展を追うことが、この問題を理解するうえで最も有益な姿勢でしょう。 こめおさんのおせち騒動・食中毒事件・共用スプーン炎上に関するよくある疑問 ここまでの内容を踏まえ、読者から寄せられることの多い疑問にまとめてお答えします。 リュウジさんはなぜ今このタイミングでおせちの件を話したのか リュウジさんは以前から問題を認識していたものの、こめおさん本人からの説明を待っていたと話しています。食中毒事件をきっかけに冷やし蟹ラーメンの再現リクエストが殺到し、料理動画を作るなかで過去の疑惑にも言及する流れになったと推察されます。食中毒単独ではなく、説明の信頼性全体を問う文脈で語られたのがポイントです。 こめおさんが謝罪で坊主にしたのは反省の表れなのか 坊主にする行為は日本の芸能界やスポーツ界でしばしば見られる謝罪の形ですが、外見の変化と管理体制の改善は別物です。衛生管理の改善を評価するなら、具体的にどの設備を変え、誰がどの頻度で確認する体制を作ったのかという実務面を見る必要があります。 食中毒の患者78人は全員回復したのか 行政の公表時点では入院した3人はいずれも退院済みとされています。ただし「退院」と「症状の完全消失」は同義ではなく、公表時点以降の経過については情報がありません。全員の完治を確認したとまでは言い切れない状況です。 びわ湖くんが食べても平気だったなら浅草店は安全なのか 一人が一食を食べて体調に問題がなかったことは、その人の体験として意味がありますが、全商品・全利用者の安全性を保証するものではありません。食べたのは食中毒の原因商品(冷やし蟹ラーメン)ではなく通常の蟹ラーメンであり、条件がそもそも異なります。 こめおさんのおせち誤発注は詐欺に当たるのか 現時点で、この件について行政や司法が「詐欺」と認定した記録は確認されていません。リュウジさんも断定ではなく「弁明が欲しい」「違うなら言ってほしい」という要求の形を取っています。虚偽の説明でお金を集めた可能性への疑義は存在しますが、法的な評価と道義的な疑問は区別して扱う必要があります。 こめおさんの過去の犯罪歴は飲食店経営に影響するのか 法的には、前科があることだけを理由に飲食店の営業が禁止されるわけではありません。食品衛生法上の許可要件は過去の犯罪歴そのものではなく、施設基準や管理体制に関するものです。ただし、過去の経歴を公にして注目を集めてきた人物だからこそ、事業における信頼性の基準はより厳しく問われることになります。 リュウジさんとこめおさんの関係は現在どうなっているのか リュウジさんは以前こめおさんにアドバイスをしたことがあり、土下座を受けたこともあると語っています。しかし現在の関係は良好とはいえないでしょう。おせちの件で説明を求めるとともに、「料理だけで勝負しろよ」と厳しい言葉を投げかけており、こめおさん側からの応答は確認されていません。ビジネス上の接点であったおせち会社との共同取引もリュウジさんの働きかけによって終了したとされています。 一連の騒動で明らかになったのは、注目度が高い人物ほど、一つのほころびが過去のすべての問題と結びつけられて語られるという現実です。おせちの説明、食品の安全管理、レビューへの対応、ビジネスパートナーの選定。これらはそれぞれ別の問題でありながら、「この人は信用できるのか」という一点に収束していきます。 こめおさんに今求められているのは、感情的な謝罪のパフォーマンスではなく、リュウジさんが指摘したおせちの経緯への具体的な回答、食中毒の再発防止策の具体的な実行、そして店舗運営における衛生管理の目に見える改善です。 リュウジさんが動画の最後に述べた「お前、料理だけで勝負しろよ。お前の周りの人たちは料理の人じゃないから」という言葉は、辛辣でありながらも、こめおさんの可能性を完全に否定したものではありませんでした。料理で再起したいのであれば、話題性やバズに頼らず、料理そのものの質と食の安全に向き合えという、料理の世界で生きてきた人間だからこそ言える厳しい激励です。 2026年9月の時点では、おせち騒動・食中毒・共用スプーンという三つの問題のいずれも完全には決着していません。この先こめおさんがどのような行動で応えるかによって、「料理人こめお」の物語が再生の章に進むのか、それとも信頼を取り戻せないまま終わるのかが決まることになるでしょう。

(0)Comments

 

A note on cookies

Newshunt uses essential cookies to keep you signed in and to remember your language and country, so the site works the way you expect. With your permission, we'd also like to use analytics cookies to understand how people use Newshunt and improve it over time.

Accepting only affects analytics. To learn more, view our Privacy Policy or Terms & Conditions.