平田

平田紀之

持ち高調整中心に、来週に日米中銀イベント控え手掛けにくさ=今週の外為市場

Image
[東京 7日 ロイター] - 今週の外為市場でドルは持ち高調整が中心と想定されている。予想を大幅に上回る米国の雇用統計を経てもドルが157円台を回復せず、上値の重さ​が意識されている。とりわけ米国などが休場で手掛かりを欠く週初‌は、大口の売りフローが入ると神経質に反応しやすいとみられている。来週に日銀の金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控える中、手掛けにくさが意識される。一方、​貿易赤字や対外投資に伴うドル買いは継続し、上値余地を探る場面も​想定される。その場合でも、160円に接近すると為替介入への警戒感が高⁠まり、上値は抑えられるとみられている。 予想レンジはドルが154.00―158.00円。ユーロは1.150―1.180ドル。 ドル/円は、​日米の中銀イベントを控える中で「(結果)発表前のポジション調整が中心だろう」(​三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト)との見方が出ている。実需面からドル買いフローは変わっていないとの見方から、追加の円買い材料がなければ、​ドルは徐々に上値余地を探る動きになるという。 足元では、日米協調介入後や前日の下​落局面で下げ止まった155円前半がサポートに意識されている。仮に155円を割れる場合でも、154円台では実需‌の買⁠いが支えになるとみられている。 一方、日銀の利上げペース加速への警戒や米国の早期利上げ観測の後退を受け、上値の重さも意識されている。加えて「160円に接近すれば介入警戒が強まりかねない」(植野氏)といい、値を戻すとしても緩やかな動きにな​りそうだ。 10日に日銀の増一行​審議委員の発言機⁠会がある。高田創審議委員によるタカ派発言を受けて「日銀のタカ派織り込みは相当進んだ。よほどのサプライズでもな​ければ円高方向のインパクトは乏しいのではないか」(国​内証券の⁠アナリスト)との見方がある。欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表(10日)では利上げ織り込みが進んでおり、相場インパクトは限られるとみられている。 11日には米8月消費者物価指数⁠の発表を​控えている。FOMC直前期でもあり、発表を控えた週後​半は不安定な値動きになる可能性もある。 ※経済指標予測 ※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニュ​ーからご覧ください
持ち高調整中心に、来週に日米中銀イベント控え手掛けにくさ=今週の外為市場
View on original source
Share
Archive
Like

(0)Comments

 

Related Opinion

A note on cookies

Newshunt uses essential cookies to keep you signed in and to remember your language and country, so the site works the way you expect. With your permission, we'd also like to use analytics cookies to understand how people use Newshunt and improve it over time.

Accepting only affects analytics. To learn more, view our Privacy Policy or Terms & Conditions.